防府天満宮御神幸祭(裸坊祭)

日本三天神の一つ、防府天満宮の大祭として、また西日本屈指の荒祭りとしても有名なこの祭りは、寛弘元年(1004)10月15日、一条天皇が初めて北野社に行啓された時、同時に勅使が防府天満宮に遣わされたことに由来する神事です。
寒空の下、御神体を奉じた御網代(おあじろ)を白装束姿の裸坊数千人が「兄弟ワッショイ」のかけ声も勇ましく、菅公上陸の地とされる勝間の浦の御旅所まで練り歩く長蛇は、まさに壮観です。