萩・熊谷家

昭和40(1965)年4月に、文化資料を保存及び公開することを目的として開館。萩藩の御用商人・熊谷家の蔵を改造した展示室に、歴代の主人好みによって集められた美術工芸品や、代々伝わる文書類など、約3000点の貴重な資料が展示されている。中でも目を引くのが、4代五右衛門義比がドイツ人医師シーボルトに贈られたというピアノ。日本に残る最古のピアノとしても有名である。主屋・離れ・本蔵は国指定重要文化財